苦情・クレーム対応・訪問診療アドバイザー関根眞一の公式WebSite 書籍紹介や講演情報・お役立ち情報等
申し訳ありません、・・・・・点線の部分は、隠しているわけではありません。まして、教えないことで自分の営業を狙っているわけでは決してありません。
実は、これは企業秘密で東京新聞の記事には簡単に書きましたが、それはごく一部でもっと奥は深いものです。それはそうですよね、本来手強い相手なのですから、こちらが隙を見せたら終わりです。
ここで種明かしをしたら、「さすが」と思うことでしょうが、一方では「でも、それは簡単にはできないでしょう」という問題でもあります。
さらに、お気づきの方もおありでしょうが、これを公開したら、カスハラに利用されてしまいます。(もちろん気づかれてはおりません。気づかれても切り返しの策は考えますが)
「毅然な態度でのぞむ」と指導をしてくれる方がたくさんいるでしょう。
その答、お笑いです。
毅然の態度をとった場合、「誰が決めた」「会社の決まり、ふざけんな」「それがお客のためか」「それはそっちの言い分だろう」「困っているのはこっちだぞ」「上司を出せ」「社長にはすでに手紙を送った」「俺が無理な要求を言っているか」これらの指摘にすべて回答をしなければならず、回答をしても自分の立場を有利に維持しなければならないのです。提案者には同席をしていただき、目の前で実演をしていただければよいまでの事ですが。
最後に重要なことを付け加えます。
カスハラがイチャモンを付けてくる際その原因は、多くの場合こちらに非があることがほとんどです。悪いのは相手だけでなく、製品や対応の間違えがそこにあるのです。ただ、カスハラは過剰要求をしてきますから、こちらが懲らしめるだけのことです。そのお客様まだ大事ですか、もういらないと思います。
苦情は対応を一歩間違うと相手を悪者にしてしまう厄介なものなのです。ご注意ください。