お知らせ information

市民と法 No153 2025/6月

2025年06月16日 (月) 09:49
 「市民と法」は、司法書士向けに発刊されている雑誌で、年間6回、渋谷区恵比寿にある、民事法研究会が発刊しています。
 私はこの研究会とはご縁が深く、15年ほど前に、司法書士がADR(裁判外紛争解決手続)の導入期に、とあるシンポジウムのパネリストとしてお招きいただいた流れから、当時、月刊司法書士に「司法書士のための 苦情学」を1年間連載させていただきました。そのご縁は次に続き、弁護士升田純先生と民事法研究会の田口社長の3名の合作「モンスタークレーマー対策の実務と法」を平成21年1月19日に出版していただきました。田口社長は残念ながらご逝去なさいましたが、升田純先生はお元気です。今思えば、とんでもない雲の上の方とお話をしており、法律に絡むような出版物を出させて頂いたことは、生涯の記念すべき幸福でございます。
 今回、この号に「司法書士のためのカスハラ対応の視点と実践」を、約1万文字で執筆させていただきました。カスハラ問題に関しては、元はクレームから始まり、ハラスメント全盛となった今、企業はある意味カスハラとの戦いの様相を呈してきました。そのカスハラが被害者であった場合、司法書士を頼って相談に来たら、どんな視点で判断するのでしょうか。それを解いてみました。このカスハラは拡大し、最終的には役所が舞台となります。現実には、早い時期から役所が中央舞台でした。しかし、相手は住民、そうでなくとも口の悪い人から「税金で食っている公務員」と言われる始末。とうてい強い対応は出来ません。そればかりが理由ではないと思われますが、この10年で公務員の退職者が倍増になっているのです。
運よく「カスハラの正体」(中公新書ラクレ)を執筆し発売しましたが、今は本が驚くほど売れないことを実感しています。役に立つ本であることは事実、この「市民と法」と共に一読いただけたら幸甚にございます。


この記事を表示

新著【カスハラの正体 ~完全版となりのクレーマー~】発売中

2025年04月16日 (水) 11:15
「カスハラの正体」が、4月10日発売になりました。この本のタイトルは、『カスハラの正体~完全版となりのクレーマー~』が正式なものです。ところで、皆さんは「カスハラ」をどう見ていますか。カスハラの講演は...
記事全文を読む

4/10 新刊発売のお知らせ

2025年03月10日 (月) 16:13
「カスハラの正体~完全版となりのクレーマー~」新刊が、4月10日に発売になります。10年ぶりの読み物の出版です。統計書の「日本苦情白書」II発刊からは、8年経ちました。今回の本で、中公新書ラクレ様から...
記事全文を読む

「カスタマーハラスメント」の講演ご依頼承ります

2024年12月05日 (木) 11:47
カスハラ騒ぎが一旦落ち着いてきています。しかし、この先も、多くのカスハラ被害が生まれることは確実です。対応は訳あって苦情より難しく、その訳は2つあります。一つは、条例に見合った判断が必要となります。つ...
記事全文を読む

カスハラの波が大波に

2024年11月11日 (月) 09:54
連載の仕事は絶えることなくあり、苦情相談も週一回程度で舞い込みます。本来、私のような仕事関係者は、忙しくない方が世の中は平和のはずです。齢も重ね、平穏なのんびり生活を送りたいのですが。今年は、電車ホー...
記事全文を読む

BAN番 2024 6月号に記事が掲載されました

2024年06月01日 (土) 09:00

BS7テレビ東京「日経プラス9」に出演しました

2024年05月21日 (火) 23:00
厚労省も乗り出した、特集「カスハラからどう守るか」という番組、「日経プラス9」という、BS7テレビ東京の番組に出演しました。コロナを機に講演の仕事は激減。解禁されて、はや1年。苦情の世界は黙ってはいま...
記事全文を読む

令和6年 年頭のご挨拶

2024年01月05日 (金) 11:32
新年あけましておめでとうございます。昨年は17年間活動した法人をたたみ、個人事業主の登録を済ませました。同時に「インボイス」が始まり、対象企業には大手企業もございますので、税務署への登録は済ませており...
記事全文を読む

インボイス発行事業者として登録されました

2023年10月02日 (月) 10:49
2023年より消費税の適格請求書等保存方式(いわゆるインボイス制度)が導入されされており、インボイス事業者の登録手続きが国税庁により、とり行われております。当事務所でも登録手続きを完了いたしましたので...
記事全文を読む

全国の契約医院様を訪問します

2023年03月14日 (火) 17:45
本当の理由は、私から「感謝」なのです。今年から、私は、法人から個人事業に変わりました。こんな時は、大きな変化が現れるものです。毎年ご契約下さる医院様に、継続契約のお願いをしました。思いはどのくらい減っ...
記事全文を読む
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 次>
ページ最上部へ