苦情・クレーム対応・訪問診療アドバイザー関根眞一の公式WebSite 書籍紹介や講演情報・お役立ち情報等
連載の仕事は絶えることなくあり、苦情相談も週一回程度で舞い込みます。本来、私のような仕事関係者は、忙しくない方が世の中は平和のはずです。齢も重ね、平穏なのんびり生活を送りたいのですが。
今年は、電車ホームで転倒して頭部から突っ込みました。少し酔っていました。そのお陰で、5針縫い3度目の救急車に乗せていただきました。幸い軽い脳震盪の後遺症も癒え、今も仕事をしています。
世の中、ハラスメントが話題になり、「パワハラ」は行政管理者の問題も増え、ある町長から人の伝で依頼も入り、アドバイスもした経緯もあります。そして「カスハラ」が異常に膨らみ、ブームになりました。何か、変な風が!吹いています。
と、思っていると、懐かしやテレビ出演の依頼があり、放映は5月21日BStv7chの「日経ニュースプラス9」でした。その内容もカスハラの対策として、国会でプロジェクトを組み提言をする、都が条例を発するという事に対して、TV放送で論議をしました。時が時ですから、お陰様で話題になりました。
転倒効果なんてないでしょうが、「となりのクレーマー」は、私の作品で、お陰様でベストセラーになっています。ふいに7月10日、その出版社である、中央公論社新書のラクレからメールが入りました。「出版のご相談」と。
ご担当者と会って商談が始まりました。私の世界に素人が入ってきたら、当然驚き絶句です。しかも、言えない情報をたくさん潜ませていますから、驚きで目が輝くのは当然で、自分ではその時の、生の光景を思い出しています。みな、静止画ですが、はっきり映像として残っています。当時の年齢ですから、みな若いのです。
出版は「増補新版刊行」といい、前作の良い項は残しつつ、今のカスハラ事件を書いて欲しいとの依頼でした。ご担当者が社に帰り、返事がありません。ひと月も。
やがて、返事がきたものは、増補新版ではなく、内容からして面白いと「完全版」に決定したという事でした。
お陰様で、これが忙しく、9月上旬に決定、再度会って討論をして、10月末にはページ組み。原稿のアップは12月15日、3月10日に校了となり、4月10日が出版日です。
さすがにこの流れには着いて行けるかどうか、不安もありましたが、チャンスであることは事実、挑戦しています。
こんな時はそんなもの。並行して、ある県(人口はベスト5に入る)から、副市長会の講演依頼が入りました。この県には進取の気性があるようです。講演日は、11月13日、講演時間は1時間半です。タイトルは、やはり「カスハラ」から職員を守り、策を講じて職員のメンタル強化する。そして、全国の副市長・副町長は、職制上、カスハラの最終対応者になっていますが、組織を有効に使えば、本来の自分の仕事に専念できる時間が取れます。
この講演、自分で取り組んでも面白い作品になっています。アイデアを使い、今までにない研修を提案しています。それも、十分可能なもので、閃きの違いです。
どれも楽しい話になりましたが、齢を増やし、仕事はセイブして取り組みたいと考えているのに、まだ使っていただけます。感謝!
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