第5回 歯科医院の苦情対応・実践研修会のご案内
平成25年5月吉日
毎年恒例の研修会が別紙要綱にて開催されます。
この研修会は、歯科医院にとって無駄な仕事、「苦情」にどう対応するか、それを医院全体で学ぶ研修会です。
昨年まで139医院の院長やスタッフ(約320名)が参加をして、既に実戦に臨んでいます。
苦情は面倒なものです。できれば避けたいのですが、治療技術以外の苦情は歯科医院や一般医院にとって重要なものなのです。苦情=患者の意見ととらえるなら、その意見はその医院の存在を望むから言います。つまり、自分勝手な思い込みで医院経営をしている、またはそこで働いていると、それでよいと思い込んでいませんか。しかし、患者さんの目には「嫌な感じ」とか、「暴言」に聞こえる会話をしている可能性があります。
今、アベノミクスに沸いていますが、これは砂の上に築いた城のように感じるのは私だけではないはずです。つまり今の世の中には不公平感が増しています。その反動が苦情となって今年一気に爆発しています。(歯科医院からの相談件数が平月の倍以上)それだけならよいのですが、質の悪化が目立ちます。今までの
感情の苦情から
返金要求や慰謝料請求に移行しています。歯科医師(院長)の失敗は、面倒な患者に返金や見舞金に応じる約束をしてしまうことです。その発言は契約と一緒で生きています。それを翻すには発言前の何倍もの労力が必要なのです。しかも、治療ミスか接遇のミスを認めてしまったことにならないでしょうか。
このような事例から、今年は警察のお手伝いまでいただいたものがありました(歯科医院が脅かされた)。その他にも長いことかかりつけの患者が豹変いきなり「全額返金」を要求するなど様々な問題が起きています。
参加者数に限りがあります。お早目のお申し込みをお奨めいたします。他には類のない研修会と思ってご参加ください。
NPO法人「地域医療の連携を進める会」理事長
メデュケーション株式会社代表取締役
苦情・クレーム対応アドバイザー 関根眞一